ゴールデンウィークに今、読みたいソーシャル・ビジネス/ネットワーク人材オススメ本7冊【NPO事務局長の事務局長メルマガ vol.16】

今日も開封して頂き、ありがとうございます。

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《目次》

1.ゴールデンウィークに今、読みたいソーシャル・ビジネス/ネットワーク人材オススメ本7冊

2.日本政策金融公庫
  ソーシャルビジネスお役立ち情報(ソーシャルビジネスを営む皆さまへ)

3.編集後記
  ※ 「がぉー」
  →詳しくは雑談コーナーと編集後記で!

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こんにちは!今日も開封いただきありがとうございます。

いよいよ、ゴールデンウィークですね。

今回は、お決まりの「おすすめ本」シリーズです。

ということで、今読みたい、ソーシャル・ビジネス/ネットワーク人材へのおすすめ本です。

古い本もございます。

どうぞ、ご笑覧ください。

なお、ここで紹介する本は、

私たちの事務所 コミュニティーカフェ パンゲアにも置いてます!
http://www.pangea-sein.com/

無料貸し出ししまーす!

【1】楠木正成(中公新書) 北方謙三著

http://amzn.to/1IrPUif

私の出身は、南河内の河内長野です。

地元の有名人をまず紹介します。

その中でも有名な人材は、楠木正成です

楠木正成が、歴史に名を刻んだ最大の「ポイント」は

私は、ネットワーク型のタイプの人物だったからだと考えています。

彼の、ネットワーク成立の背景には、

公家・武家などの、当時のメインストリームにいた方からの連携以外に、

以外の第三の勢力とも言える、「民衆の力」が大きくかかわってました。

これまで、正成の活躍は「尊皇の志・忠義」と「既成の概念にとらわれない戦法」という

個人の能力として語られることが多かったです。

しかし、

近年の研究で「民衆」が、

正成に大きな力を貸していたことが明らかになってきています。

各地を行き来する山伏・運搬人など、

ありとあらゆる人材と交友があった。

点を線に、線を面にしていた人物です。

と、まずは文学的な内容のすたーとです。

【2】地域の「おいしい」をつくるフードディレクションという仕事
   青幻舎 奥村文絵著   http://amzn.to/1DYVBOo

これからの地域のあり方が問われる現代。

施策としても「ひと・まち・しごと創生本部」が地方創生を担い

まさに、雇用や地域での仕事がもとめられています。

そこで紹介するのが、

「フードディレクション」

フードディレクションと言われて、

料理人

とか、

商品開発だから「関係ない」といわないでください。

こんな一節があります

『「”味”を考える」から「”食べる”を考える」時代へ』

です。

今の、まちづくりから企業のマーケティングにいたるまで、

個人の物語、

商品のストーリー性がとても重視されています

『フードディレクターの仕事は

 「大胆な手法で誰も見たことのないような新しい商品を開発する」というより

 「作り手の価値を食べる人に伝え

  食べる人の希望を伝える、

  というスタンスでフードビジネスに入り込む」ほうがしっくりくる』

まさに作る人、食べる人の間に立ち、

どう食べるかといったプロセスをデザインする。

この考え方は、

今のNPO、ソーシャル・ビジネス、はたまたネットワーク人材には欠かせない視点です

【3】タウンマネージャー「まちの経営」を支える人と仕事
   学術出版社  石原武政 編著 http://amzn.to/1Alzlha

プロセスのデザインという言葉が出てきました。

ここで、欠かせない本がこの本です。

タウンのマネージャーは、地域活性化や商店街の活性化という流れの分脈で出てきます。

ですが、この本で異色を放つ章があります。

それは、伊丹の中脇 健児さんの担当する

「文化を切り口に人をつなげる」の章です。

彼とは、最近、いろいろな現場で、

ファシリテーターとして関わりがあります。

その考えの原点が理解できる名所です。

文化と言っても、

まちづくりのプロセスをデザインしている、

プロセスデザイナーの視点で学びが深いです。

(1)まちづくりが関係性を豊かにし、

(2)みせ方でまちを変える

(3)コンテンツでまちを変える

(4)人でまちを変える

と、もはや文化の分脈で語らず、

プロセスを通してまちづくりを捉えています。

フードディレクターも、プロセスデザイナーも、

間に立ち、

「つなぐ」分脈で欠かせない人材といえます。

ぜひ、この流れで語れればうれしいです

【4】市民のネットワーキング  http://amzn.to/1JDQrit
   市民のマネジメント http://amzn.to/1DEPIVX

   仙台文庫  加藤哲夫著

私にとって、NPOの指南役であり、

雲の上の方。

今は、この世におられない方ですが、

書かれている一節一節が、

示唆に富んでいます。

ネットワーキングとマネジメントは車の両輪です。

今の時代、企業でも、NPOでも、行政でも、

この2つは欠かせません。

これまでの市民運動は、

ヒトと情報を動かし、

一方会社は、

モノとカネを動かしてきたといわれます。

運動にはネットワーキングがあり、マネジメントがない、

会社には、マネジメントがあり、ネットワーキングが無い

といわれてきました

この下りで言うと、

ネットワーキングがありマネジメントがある

理想の形態が、NPOでも法人という考え方といえます。

現実はそう簡単でない

ぜひ、読んでいただきたい。

【5】自分がいなくてもうまくいく仕組み
   これからのチームマネジメントを再定義する
   山本敏行著(チャットワーク株式会社 代表取締役会)
   http://amzn.to/1KxtIT3

「ネットワーキングがありマネジメントがある

理想の形態が、NPOでも法人という考え方といえます。」と申しました。

それをツールとして支える最高のツール。

それがチャットアプリだと2015年時点で思っています。

事業で最も使えるのが、ChatWork社の提供するチャットアプリです。

もはや、メールがふようになる社会、

顧客対応もチャットワークで

チームの情報共有も、

データのやりとりも一箇所で、

伝言の可能なタスク管理。

いそがしいNPOの現場だからこそ、

活かせるツール。

ここまでは、宝楽のツールへの感想ですが、

このツールが生れる背景にもストーリーがありました。

それがこの本。

理念ビジョンを共有し、

チームマネジメントを行い

組織を向上する

ぜひ、ぜひ、今のICTツールを使った、

組織づくりを学ぶにはこの一冊。

【6】地域を変えるデザイン
   issu + design project著  http://amzn.to/1EvkKna

ソーシャル・ビジネス/NPOには、

ニーズの把握が欠かせません。

特に、地域の課題解決と理想実現にために、

地域課題を、地域の理想を数字で語れる力が欠かせません。

この本は、

地域を変えるキーイシューとして、

地域課題をデザインのとして分かりやすく提案しています。

その後地域を変えるキーデザインとして、
事例を紹介しています。

この本の醍醐味は、

間違いなく、地域課題の提案の仕方です

社会的な波及効果を提案するNPOには、

この視点は欠かせません。

【7】非営利組織の経営 原理と実践
   ピーター・ドラッガー http://amzn.to/1EUv23s

いかなる組織にもかかわる「最も重要な5つの質問」

は、おカネのないNPOのために作られた考え方が、

企業に逆に活用されるようになった経営の考え方です

「最も重要な5つの質問とは、

 われわれのミッションは何か、
 
 われわれの顧客は誰か、
 
 顧客にとっての価値は何か、

 われわれにとっての成果は何か、

  われわれの計画は何か、という5つの質問からなる経営ツールである」

【『経営者に贈る5つの質問』】

NPOを何を実践するにか、

ドラッガーによると、「何を記憶されたいか」

それにより自己開発が進む。

自己開発の基本は、自分自身を採点する「習慣」であると。

今回、本を紹介するに当たり、

プロセスのデザイン

そして、

仕組み

ネットワーキングとマネジメント

を流れて説明してきました。

しかし、さまざまな出来事の後に大切な、

評価するという視点も欠かせません。

この連休、

PDCAの、今、私たちは、

どこにいてるのかを考えたいですね!

【朗報】

あっ、この本、

私たちの事務所 コミュニティーカフェ パンゲアにも置いてます!

http://www.pangea-sein.com/

ぜひ、ゴールデンウィークに読みに、食べに来て下さい!!

以上

今回のトピックは、いかがでしたでしょうか?

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ぜひご連絡ください。

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 ぜひ、お待ちしております!

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2,日本政策金融公庫
  ソーシャルビジネスお役立ち情報(ソーシャルビジネスを営む皆さまへ)
  https://www.jfc.go.jp/n/finance/social/
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日本公庫では、地域や社会の課題を解決し、

安定的かつ継続的な雇用を創出するソーシャルビジネスの担い手を、

融資、情報サービスの提供、経営支援等の多方面から、積極的に支援されています。

実際、ソーシャルビジネス関連融資実績で件数・金額ともに増加傾向となっています。

事業を組み立てる際も、

一つの選択肢になりますね!

金融機関によるソーシャル・ビジネスの事例集も視点として、

学ぶべきポイントが大きいです。

ぜひ、ご一読を!
https://www.jfc.go.jp/n/finance/social/pdf/socialjirei_150202a.pdf

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3,編集後期

  「がおー」

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言葉が急速に進化している2歳の娘。

まだ、すべての感情や主訴を表現できない感じが可愛いです。

でも、ものすごい伝えたいのに、

「分かって!」が言えない落としごろ。

そんな時、

本人に余裕があるときは、

丁寧に、

●●でねー、××でねー、□□なのー

という感じなんですが、

本人も、「分かって、もー!」という時は、

僕に向かって、

指を少し狼のように立てて、

一言、「がおー!」と威嚇されます。

2歳児に、すでに

お友達扱いされる30代の父親です。

うん、父頑張る。

ではまた来週!

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NPO法人SEIN 事務局長
宝楽陸寛(ほうらくみちひろ/ファシリテーター)